小さい頃から、わたしはキャンプが好きでした。

小さい頃というと、もう30年以上前のことになってしまうのですが(かなり昔ですね。もちろん昭和)、当時のキャンプというと、今のようなおしゃれな雰囲気とは程遠く、山の中のキャンプ場のバンガローに行って(とても大掛かりなテントに泊まることもあった)、火を焚いて、野外炊飯でカレーを作って、片付けをして、キャンプファイヤーをして、寝袋でなんとか眠る…というような活動。

キャンプが好きと言っても、家族でキャンプに行くという平和な思い出はほとんどなく、「こども劇場」という団体が行う夏のキャンプに参加することが、夏休みの唯一の楽しみでした。

その当時から、火を炊くことや、外で料理をすること(キャンプと言ったらカレー)や、いつもと違う森の中でお泊りすること自体に、無性にワクワクしていた記憶があります。

その中で、何に一番ワクワクしていたのかなぁ…と今になって冷静に記憶を振り返ると、『川でスイカを冷やすこと!!』と『キャンプの準備をすること』でした。

え?と思われるかもしれませんが、キャンプの楽しみの半分は、その企画をすること・準備することにあると思います。

どこに行こうかな、誰と行こうかな、何をしようかな、何を食べようかな。

それを実現するために、何を持っていったらいいかな、その荷物は何に入れていこう、雨が降るかもしれないからタオルは多めに持っていこう、お天気が良かったらあんなことして遊びたい、夜は暗いからヘッドランプ持っていかなきゃ…

キャンプの「しおり」を熟読し、天気予報を何日も前から気にして、服は何を持っていったらいいかな、靴は何を履いていったらいいかな、もしもに備えてばんそうこうや耳かきも持っていこう…などと、当時小学生の私はワクワクいそいそ準備していました。

そう、キャンプって面倒くさいのです!

普段、家の中で暮らしていると当たり前の水道や、電気や、ガスがない環境に行って、料理するのも、トイレに行くのも一苦労するその面倒くささ。でも、その不便さを味わう、楽しむのがキャンプの醍醐味だと思います。

いつも守られている快適な家の中の環境からあえて離れて、人間というよりも、ひとつの生き物として自然に対峙する。

自分が考えて準備したことが報われることもあるが、こんなの持ってこなくても良かったな、と思うこともある。

お料理するのもトイレに行くのもいちいち遠くて面倒くさいのだけど、それがなんだか楽しい。

キャンプ場の小川の浅瀬に石を使って自分で小さなダムを作り、そこでスイカやトマトを冷やして数時間後に食べる!

普段だったら冷蔵庫から冷たいデザートは簡単に取り出して食べられるけれど、この面倒な準備やプロセスを経たデザートが、普段のデザートのおいしさを遥かに超えるおいしさと思い出につながるのです!!

こんな昭和のキャンプの思い出が、私のプレーパークの活動の原点につながっている気がします。Rootsの森の小川で冷やすラムネを見るたびに、遠いキャンプの思い出がよみがえります。

そうだっ!今年の夏はRootsの森でキャンプしよう!!

特別におしゃれな感じではないかもしれませんが、こどもの頃に感じたワクワクを大切に、肩ひじ張らない昭和な香りを漂わせるキャンプを計画しています。

ご一緒できる方は、ぜひお声がけくださいね。計画から一緒にワクワクしましょう♪

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