「Roots猪苗代のオープン日はいつなんですか?」「楽しみに待っています!」という声を、日々たくさんかけていただいています。

万全な体制でオープンするには、まだ様々な手続きや準備が必要ですが、私たちは前を向いて一歩一歩進んでいますので、どうぞご安心ください。

きっとこの経験を分かち合うからこそ、『株式会社Roots』そして『家づくりと暮らしの学校 Roots猪苗代』は、これからどんな場所を作りたいのか、来てくださった方に何を伝えたいのかという考えを更に深められるのだと信じて、ワクワクしています。

『待つ』という言葉は、「何時間も待たされた」とか「みんな待っているんだから早くして」などという会話に象徴されるように、「早く」「スムーズに」「効率よく」という価値観の中で暮らしていると、ネガティブな感情に繋がりやすい言葉です。

ですが、本来「待つ」ということは「ワクワク」という感情とセットになっていて、目指す状態への期待感や幸福感がイメージできているからこそ、人は「待つ」し「待てる」のだと思います。

どうせ待つなら、ワクワク感をもってその時間を過ごしたい。

待っている時間さえもいとおしむ、そんな価値観をお伝え出来たらいいなと思っています。

Rootsプレーパーク『グロンボロンの森』では、自然の中でこどもたちがのびのびと遊べる環境を提供します。

おいしく焼けますようにと、煙に耐えながらじっくり焚火でパンが焼けるまで待つ。

トンボが指に止まってくれるように、動かずにじっと待つ。

そして、厳しい寒さに耐えながら、春を待ちわびる。

人間だけでなく、森の植物、生き物たちも冬を越すのは必死です。

木々は雪の重みに耐え、草花の種や動物たちは根雪の下で眠ります。

冬空の下、くじけそうな自分を支えてしっかりと立ち、暖かな春の日を想像しながら、次の一歩を踏みだす力を蓄えているのです。

変化に富み、美しく、時に厳しい自然の中で遊びながら、もし思い描いた通りに事が運ばなくても、それを受け入れて消化する。

時短や結果を出すことを求めすぎず、時に身をゆだねて静かに待つよろこびを子どもたちと分かち合いたい。

『グロンボロンの森』がそんな場所になれるように、どうぞオープンを楽しみにお待ちください。

先日の出張プレーパークの時に、「虫眼鏡で太陽の光を集めて火を起こしたい!」とチャレンジする少年がじりじりと新聞紙を焦がす様子を、周りのみんなでじっと息をひそめて見守る時間は、なんだかワクワクとても楽しい時間でした。

グロンボロンの森で、またチャレンジしようね。(今度はもっと大きな虫眼鏡で!)

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