―企業理念ってすごく大事ですね。

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(今) グリーンライフさんは大工さんだったり、そういう作る人も大事にしているなっていうのがすごくよくわかるよね。大工さんもそうだけど、作らされているのと自分の意志で作っているのは違うよね。同じ家を作るにしても気持ちがその家に宿っているかどうかその違いって絶対にあるだろうから、企業がどう考えているか、作る人のことまで考えられているとちゃんと良い家作りができるんじゃないかな。

―家作りだけじゃなくて、なんでもそうなんでしょうね。

(今) 人間の手作業でできているものはなんだってそうだと思うよ。機械で作っているものはまた違うのかもしれないけど、家作り、絨毯作りも、長い年月かけて、家も何ヶ月も1年もかかることもあるだうし。そうするとその作り手の喜怒哀楽なんかもでるだろうし、個性や癖なんかもでるだろうし。それをひっくるめて手作りの家作りって言うんだろうし。天然のものの良さだったりするんだろうしね。そういう部分ってすごく大事だと思うよね。特に作り手の部分。
(長) 企業理念作るときにね、作り手のところ「作り手よし」の内容をみんなで作ろうってなったときに、感動されたい・感謝されたいっての多かったね。その内容を入れ込んで・・・えっとなんだったけな・・・
(今) 大事なところ忘れちゃった?笑
(一同、笑)
(長) 「作り手の一人ひとりが真心を込めて家作りをすることにより売り手と。。」えっとなんだったけな。。あ、「買い手と売り手に感動を与え感謝されることにより技術力も高まり、さらに満足される仕事が出来るようになります。」っていうのが作り手のメリットだね。「真心こめて作ることにより感謝され感動を与えることができる」と。さらに技術力がアップして、さらに感謝される仕事ができるようになる、というね。
(今) 最終的にお客様に喜ばれると。
(長) そこで三方舎の理念いただき!ってなったわけね。

―その三方舎さんの理念のひとつである作り手の部分を、グリーンライフさんではより深めたと 笑

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(長) そう、そう!
(今) すんごい進化させてるよね!笑。三方舎の影薄くなっちゃうね 笑。でもそこに目を向けられる企業ってのは素敵なことだよね。
(長) 究極それだけをきちんとできていれば企業って続くような気がするんですよね。自分たちの利益だけを欲しかったり、お客さんも自分だけ良い思いすれば良いってもんじゃないし。職人さんも同じで、そういう風にやっちゃうとバランスが崩れてクレームになって。まぁそもそもクレーム出す方もなんにも良いことないしね。
(長) だから三方よしって良いよね。もう会社名もパクっちゃおうかな 笑
(今) 吸収されちゃったりして 笑
(長) 標章もとっちゃうか 笑
(今) 大丈夫 三方舎は標章はとってあるから 笑
(今) 最終的に行き着くところだったり、企業の完成型というか理想型というか、志すものだったりとか、なんだかんだいってそこに行き着くんだよね。その三角形、三方を意識していくと誰かを喜ばせた対価としてきちっとした清く正しくお金をいただけるということだろうし、お金の対価ってその人を喜ばせたかどうかだと思っていて。例えば大工さんが喜ぶ仕事ができるとお客様も喜ぶだろうし、そういうのをきちんと意識しているとみんなが潤うよね。幸せな気持になるだろうしね。
(長) 長く続きますよ。一時の繁栄じゃなくて。

―家も絨毯も高い買い物じゃないですか。その高価なものを自信をもって売るというのは誰もが出来ることですかね。

th__391A7351 (長) それは特に手作りのものを売っている人に言えるんだと思うんだけど、覚悟だと思うよ。これしか売らないっていう。
だって怖いじゃない。いろんなニーズのお客様がいるのに、絨毯だって1万円から100万円の品揃えがあって、その中でもこれしか売らないって、その覚悟ってなかなか持てないと思うな。紆余曲折はあったけどね。
(今) やってると行き着いていくところは、品質の良いもの、長持ちのするもの、嘘偽りのない素材だったり。品質の良いものって値段が高くなるわけだよね。今自分が行き着いているところって、以前は安いものを沢山売るということもやっていたけど、最終的に経験を積んで値段が高くても良いものを扱っているとすごく自信がついてくるんだよね。だから自分のやっているカテゴリの中で、すごく安いものがあったとしても全然怖くないよね。正直怖いのは自分の商品より、より品質の良いものが出て来た時だよね。だからいつでも一番良い品質のものを作り続けていくことが経験の中でまた自信になってくるよね。
(長) うちもログハウスからのスタートでしょ。つまり高額商品からのスタートで途中でログハウスじゃなくて一般住宅のもう少し価格の安いものをやりたくてやったんだけど、中途半端で。そのときにある人に会ってとことんやれって言われて。それで工業化製品(木工ボンド、合板、フローリング材etc)を排除した自然素材の家づくりが始まって。あれすごいよ。

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(今) そううたえることがすごいですよね。
(長) だってログハウスだってそんな市場ないじゃん。で市場を広げるために一般住宅もやったんだけど、結果ぎゅーっと逆に狭まったんだよね。これしかありません、自分の扱える商品はってなってそりゃ本当に、自分でいうのもなんですが、並大抵の覚悟じゃなかったよね。でもすぐ結果は出たんだよね。みんなに説明して建築中のお客様にも説明して「こういう家づくりをやるから全部仕様を変えさせてください。」と。そしたらお客さん、お金払うってなって。
(今) へー!
(長) もらうつもりもなかったのに。で見学会やらせてくださいって。

―途中だったのに?

(長) 途中だったけど、途中からでも、変えれるところは変えてったのね。お客さんも「いくら追加ですか?」って。いやいやお金はいりません、って。
(今) すごいですね。
(長) 見学会に来てくれた人もすごく感動してくれて。普通、取り扱い商品を変える時って一時的に下がるというか、うまくいくにしても一度下がるんだけど、それはなかったね。

―良さが伝わった、ということでしょうか?

(今) まぁ、ちゃんと本物を求めている人がいたということだろうね。
(長) それで職人さんにもその家作りに関してちゃんと説明をしたのね。うちのこれからの家づくりっていうのは、下地に合板 を使わないってことだから、のじ板を一枚一枚張らなくちゃいけない。コストはそんなに変わんないんだけど、要は手間がかかるのね。だけど、大工さんも手間がかかってもいい、って言ったの。手間は多分倍、3倍、4倍くらいかかるんだけどね。でも当時、こういう家作りしたいんだ、って言ったら賛同してくれたね。
(今) 社長が描く夢やロマンなんかにも賛同してくれる大工さんがいたんですね。

―これまでのお話をふまえて今後目指すところは?

(長) 今までは性能・スペックを伝えてきたのね。でもこれからは、工務店は暮らし方を提案できるようにならないと駄目だ、と。ていうのも、今井さんから教えてもらったんだけど、自分が考えたように言ってみたりして 笑

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(今) 笑 いや、でもそれは社長の中にもともとあることですから。これまでの工務店さんだと、建てることに必死になって引き渡しが終わったら、あと1、2年のなかで数回会う程度だけど、グリーンライフさんのお客様をみていると、すごく関係性が良いなと思うわけ。感謝祭なんかもすごく楽しそうに来ているわけだよね。グリーンライフで建てた家で、どんな暮らしができるかとかどう暮らすのがいいのかというのをもっと提案出来るんじゃないかと思って。絆だったり、ものを育むことだったり、いろんなことを伝えられるはずで。 家が建ったらそれで終わるんじゃなくて、むしろ、建ってから関係性が始まるんじゃないかってね。
(長) うん、うん。
(今) だから、絨毯なんかもそんなもののひとつだと思うし、今後も、グリーンライフで建てた家を通して暮らしをどう育んでいけるかとか、なにか一緒にできたらいいなと思いますね。
(長) 全部今井さんの言うことメモってね 笑
(今) いや、全部一緒なんですよね。
(長) そう、一緒なんだよ。ほんと考えたら、スペックばっかり伝えてきていたなって。そんなの当たり前で。良いものを提供することは当たり前で。そこに+αのものを伝えられる会社になっていけたらと思うよね。そんなことを今井さんに相談したりしてね。そこから Rootsってのがでてきたんだけど。

―Roots をどんな人に伝えていきたいですか?との問いに長谷川社長が既にグリーンライフで家を建てたお客様に伝えていきたいとおっしゃっていたことが印象的でしたが。責任があるというか。

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(今) 普通だと新しいほうへ、新規のお客様へ目を向けがちだけどね。Rootsで伝えたいことを写真や文章ではなく、かたちして伝えるのがいいよね。
(長) かたち?
(今) 紙媒体とかじゃなくて、かたちにあるものでみんなで共有できるものがいいよね。フェスとか。
(長)(今) Roots フェス 笑
(長) そこまでやんないとだめかもね。Rootsのブランディングというのはさ。
(今) そう、そう。
(長) ただロゴがかっこいい、とかさ、そうじゃなくて。
(今) そう、それこそ、暮らし方だったりを提案できると、よりRootsの本質の部分がよく見えてくるよね。 あと、スタッフの人もそれをやることによって Roots というものの捉え方も変わってくるだろうし。
(長)(今)Roots フェスね。

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