―家と環境とコミュニティ

th__391A7218 (原)家にとっても環境は大切ですね、大きく言えば、人は環境に住むと思っているんですが、その環境の中でもすごく重要なのがコミュニティだと思ってるんですね。人との繋がりが、人が豊かに暮らしていくためにすごく重要。どんなに大きな家に住んでいても、周りに話せる人がいなかったら悲しい。ちっちゃな家でも自分らしい家を建てて、周りの人とお醤油の貸し借りができたりしたら、なんだか幸せですよね。

(長谷)隣の人がいじわるだったら、そこに住みたくなくなっちゃうもんな。家が建つと腹が立つなんて言われる・・・嫉妬でね。だから気を付けないと(笑)

(原)気を付けないとですね(笑)、コミュニティって簡単にできていくものではないので、昔からの地域って大切だと思うんですね。でも、それらの場所では空き家が増える。一方で新しい場所に新興住宅が増えて、でもその世代がいなくなったらそこも廃墟になる。そんなコミュニティを断ち切るような流れは、暮らしと環境という点からいうと、矛盾していると感じます。

(長谷)昔の家づくりって、結(ゆい)っていって、近所の人が手伝って上棟したり、酒飲んでやったりしてたじゃん。僕もちっちゃい頃に手伝いに行ったことあるけど、昔は解体なんか村の人が全部集まって、人足っていってみんなで壊して、上棟もみんなで柱持ったり、やってたもんね。

(原)そういうコミュニティを作るような住宅メーカーさんがあったらすごくいいなと思いますね。

(長谷)じゃあ、Rootsの家は上棟はみんなでやって、餅撒きして、近所の人呼んでお酒を飲んで(笑)

(原)いいですよね(笑)。もう、その先は村づくり。人が住むようなコミュニティだったり環境を通して、新しい「住む」っていう価値観を作る。そしてこの地域はすごく良い地域です。 ここに家を建てませんかっていうアプローチは、喜ばれるんじゃないかな。

(長谷)うん、僕は今までほんとに家づくりばっかりやってたんだけど、これからは、暮らしや環境も含めて形にしていって、最終的には原さんが今言われたような幸せになるような村をつくれたら最高だなあ。Rootの森ビレッジなんて言って。

(原)そうなってね、地域が再生していったらすごくいいですよね。

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