私の一年で一番好きな季節がやってきました。

新緑がキラキラまぶしくて、長い冬を乗り越えた苦労が報われるような、風薫るさわやかな季節。

先日、Roots猪苗代スタッフの有志でチャレンジした『五万堂山登山』。

Rootsを訪れる旧山潟小学校の卒業生の皆さんが、口々に話してくださる思い出話を何度も聴きながら、去年からずっと心の片隅で抱いていた「きっと頂上からは絶景が望めるのではないかしら…✨』という淡い期待は見事に打ち砕かれ、まるで修行のような山行でした。

頂上まで行ける登山道があるなんて思ったら大間違いで、自分の超楽観的な思考と想像力の乏しさに唖然としました。

「俺たちの前に道はない、俺たちの後に道はできるのだ」という言葉をそのまま現実にしたような獣道の連続を、熊笹や木の枝を必死につかみながら斜面を登ったり下りたり。

今まで経験したことのない程スリリングにあふれ、メンバー同士が必死に支え合いがなければ、とてもゴールにたどり着けない道の連続を歩き続け、

そしてその分、山頂にある言われていた電波塔を見つけた時と、無事に地上に戻れた時の感動が半端ないという、とっても思い出深い登山になりました。

Roots猪苗代のシンボルとも言える五万堂山で貴重な自然体験をした直後に発出された、福島県における非常事態宣言。

今月は2週にわたり、グロンボロンの森で『お手軽デイキャンプ』を企画していたのですが、大変残念ですが中止の決断をさせていただきました。

大変心苦しいですが、プレーパークの活動も合わせて、5月の開催は中止とさせていただきます。

非常事態宣言が出されるまでは、少しでも参加してくださる皆さんに安心して楽しんでいただける内容や方法を探ろうと、スタッフ同士で様々な検討をしていただけに、私自身とっても残念です。

先ほど電話やメールで中止のご連絡をさせていただき、お話した方々はみなさん「こういう状況なので…」と優しく穏やかに聞いてくださいました。

先月プレーパークご家族で遊びに来てくださり、その場でデイキャンプにお申し込みくださったお父さんからは、

『この状況だから仕方ないですよね…。そうそう!この前、大室さんに教えてもらったあそぼうパンのレシピで、先週家族でバーべキューした時にやってみたら、とってもおいしいパンを焼くことができたんですよ!!ありがとうございました!!」

という言葉を思いがけずいただきました。

その瞬間、ひたすらお詫びモードだった私の頭の中にパッと光がさして、一瞬にして胸の中が熱くなり、なぜだか不覚にも泣きそうになってしまいました。

先の予定が見通せなくなってしまった今、大人の私でさえ、その変化に心と頭を合わせて行くのが精いっぱいの日々。

子どもたちにとっても、楽しみにしていた予定がなくなってしまったり、会えると思っていた人に会えなくなってしまったり、

本当にストレスの多い非常事態の日々を生きているのだと実感しています。

今はひたすらぐっと我慢の時ですが、その先に、必ずや森の中で楽しい時間が過ごせるという未来を信じる「想像力」と、

明るい未来は自分で作るという「創造力」を大切に、身の回りにいる仲間や家族と支え合いながら、前を向いて過ごしたいと思っています。

また、来月、笑顔で森で会いましょうね(*´▽`*)

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