ショップの奥、一面を黒に設えた部屋にギャッベと中国緞通を置いてお客様にご覧頂いています。

柔らかくも強い羊の毛から手織りされたギャッベと緞通は、そのデザイン性の高さと美しさから、お客様から「高級過ぎて自分の部屋に合わない」「もったいなくて使えない」などのお声を頂くこともしばしばあります。

 

それを聞くとどうしても思ってしまうことがあります。それは

「そう思われることがもったいない!」

です(笑)

お客様がギャッベをもったいないと思ってしまうのは、作られる背景をあまり知る機会がないからではないでしょうか。

今回はこのブログで、ギャッベが生まれる背景を少しご紹介させてください。

ギャッベの作り手はイランのカシュガイ族。

夏の2~3カ月をザクロス山脈がそびえる高山地帯で羊などと共に移動しながら暮らし、冬は都市部で定住する半遊牧民です。

彼らが遊牧する地域は日中は強い日差しが照り付け、夜は真夏でも寒くなるような寒暖の差が激しい地域で、男性は羊たちの世話を、女性は家事やギャッベを織りながら過ごします。ちなみにこの遊牧期間は子どもたちの夏休み期間に当たるので家族みんなで遊牧できます。

遊牧している間は山羊の毛から作った伝統的な黒テントで過ごします。

晴れているときは糸と糸の間に出来た隙間から風が通り、雨のときは雨水の重みで隙間が埋まりテントの内側は暖かくなる、という画期的なテントです。

これも自然の中で快適に生きるための知恵ですよね。

遊牧する大地にはザクロス山脈から吹いてくる風が乾燥した大地の埃を舞い上げ、大地に茂る草花を揺らします。

そんな大地の上に大きな織機を置き、母娘や姉妹、女性の友達と並んでギャッベを織り上げます。

ここに「父」「兄弟」など男性が登場しないのは、ギャッベが女性の手仕事として代々伝わってきたからです。

大地の上に直接織り機を置く。カシュガイの人々が広大な自然の中でインスピレーションを受けながら、ダイナミックに織り上げている様子が目に浮かんできます。

ギャッベの使い方も様々で、床に敷く絨毯としてはもちろん布団やテントの入り口、祭事の際に大地の上に敷いて踊る場所にするなど生活に欠かすことができないものです。小さなものだとまな板代わりにすることも!

日本で暮らす私たちが想像するよりも、はるかにたくさんの用途としてお使い頂けるのがギャッベの本当の姿なんです。

 

ではそんな環境で生まれたギャッベはどんなふうに手入れをすると美しく使い続けられるのか。

これは次回のブログでお伝えします。

どうぞお楽しみに。

 

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