新年、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします(*´▽`*)

Roots猪苗代は、1/8(土)から営業開始となりました。

1/6.7の2日間は、Roots工務店スタッフが全員集合して、一年の計画を立てたり、改めて皆で同じ方向に向かって進んでいけるように、しっかり話し合い、思いを共有する時間を持ちました。

7日の午前中には、毎年恒例の「土津(はにつ)神社」への初詣に行きましたが、

私はお腹が大きく階段の昇り降りが危ないとのことで、同行せずにお留守番でした。

その代わりと言っては何ですが、猪苗代で安産祈願で有名な「おんばさま」に家族と向かい、ご祈祷をしていただきました。

おんば様は会津に約80ヶ所ほどあり、最も有名なのが猪苗代町関都(せきと)のおんば様です。

福島市からRootsに向かう道中、何十回と通ってきた県道322号線から1本山沿いに入った道に、関脇のおんばさま「関脇優婆夷尊(せきわき うばいどう)」はあります。

観光協会のページには次のような説明があります。

『その昔、岩館山の城主関参河守が中年に至っても嗣子がないので鎮守麓山神社に祈願し懐胎しました。

しかしお産の際、陣痛七日七夜に及んでも生まれず祈願を込めていたところ、忽然と老婆が現れ呪文を称え腹を撫でさすられ、その功徳により無事男の子が生まれました。

早速お姿を描き、枕頭に祀り産後の安穏を祈ったとのことです。

いつかこのことが世上に広まり参詣する人が多くなりました。

現在地元では「おんばさま」といわれ、安産と産後の安穏を祈って参詣されています。

現在の建物は大正13年に建築されたものです。』

かなりの歴史がありますね!

ここは、県内外からの参拝者が多く訪れる県内一の子宝安産祈願の場所でもあります。

義母も初めての出産の時に、お祖母さんに連れて来てもらったそうです。

祭事以外いつも閉じられていますが、今日は事前にご祈祷の予約をして、小雪のちらつく中、初めてその建物に入りました。

今日は、私達の前にもご祈祷をされていた若いご家族がいて、この地域の人々にとっては、世代を超えて信仰されている場所なのだと驚きました。

私達の番になって、建物の中に入ってみると、その外観と内装のギャップにビックリ!!

こじんまりとした空間の中に、ところ狭しと提灯、キラキラした吊るし雛や折り鶴などが飾られています。

歴史を感じる絵や掛け軸、幕もたくさんありました。

予約が入ると、地元関脇の方が当番制でご祈祷をされるそうで、今日は関脇郵便局の元局長さんと女性2名が対応してくださいました。

般若心経や御詠歌が歌われ、名前・住所・年齢・出産予定日を唱える場面では、『42才?合ってる?』と驚かれて、思わず皆笑ってしまいました。

一通りのご祈祷を終えると、お神酒をいただき、様々なご利益グッズをいただきました。

まずは、おんばさまが描かれた絵(自宅のお仏壇の左側に貼るそうです)、おんばさまに備えるお米をよそうためのしゃもじ、そしてお産が始まり陣痛が強くなった時に髪にピンで止めると痛みを和らげてくれるという麻のリボン、金平糖、お守り。

帰り際には、「おんば銀杏(ぎんなん)」もお土産にいただきました。

この建物の脇に生えているイチョウの実で、ご近所の方が拾って綺麗に洗って袋詰めされたそうで、よく見るといくつかの実に可愛い顔が付いています。

その素朴だけれど心のこもったおもてなしに、心がほっこりしました。

当たり前のことではありますが、命を授かること・無事に出産を終えることは、古来から変わらず人々にとって強く望まれる希望です。

それを家族や地域の方々と共に願い、願いが叶った人々がまたお礼に訪れ、感謝の気持ちを伝えるという場を、何百年という時間を超えて代々守り提供し続けている「おんばさま」でのご祈祷は、私にとって猪苗代の深い歴史に触れられる貴重な機会でした。

今日まで家族をはじめ、職場の皆さん、Rootsでお会いした皆さんにたくさんの温かい言葉をかけていただき、貴重なご祈祷もしていただきましたので、無事にその日を迎えられるよう、これから穏やかに日々を過ごしていきたいと思います。

関連記事