皆さんに「くれぐれも無理しないように!」とあたたかいフォローをいただきながら、今月から約半年ぶりに、日曜日を森で過ごす時間が戻ってきました。
新緑がきれいで、一年の中で一番好きな5月。

森の中で、ハンモックや工作、焚火をしたり、外遊びを楽しむ親子や子ども同士の交流を眺めていると、とてもリラックスできます。

先週の日曜日には、新潟で森のようちえんのスタッフをしていた時に園児だった男の子のファミリーが森に遊びに来てくれました。
当時3才だった男の子が、小学3年生の素敵なお兄さんになって目の前に現れてビックリ!
久しぶりにお話しすると、幼少期に森で過ごした頃のことをよく覚えていて、砂でおままごとをする小さな男の子の相手役をしてくれ、「久しぶりに剣でも作ろうかな」とノコギリを手にして、器用に工作を楽しむ姿に感動しました。

初めて会った同年代の子や年下の子どもたちとも、遊びを通して会話をしたり競争したり、短時間のうちに子どもたち同士でとても自然に仲良くなっていて、人間力を養う外遊びの力は偉大だなぁと改めて感じたのでした。
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グロンボロンの森にいると、こういった自然な会話や交流があちこちで生まれます。
特にここ数年は、人との距離をとったり、なるべく人と接することをせずに日常生活を送ることにばかり意識が働いてしまって、知っている人との交流に加え、知らない人との交流がとてもしづらい世の中になってしまいました。
特に子どもたちへの影響はとても深刻で、顔の症状はマスクでほとんど読み取れず、家族以外の人と交流する機会がぐんと減ってしまったことにより、いわゆるコミュニケーション能力というものを養う場所はほとんど失われてしまったように思います。
子育てをする親の方も、毎日子どもとばかり向き合っていると視野が狭くなり、心の余裕はどんどんなくなってしまう気がします。
猪苗代で初めての子育てを経験し、私自身この活動をやっていて良かったと思う理由のひとつは、プレーパークが「自然でゆるい他人との交流」が生まれる場所だから。
子どもや焚火や遊びを介すると、とても自然にちょっとした会話や交流が生まれるのです。

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Roots猪苗代が廃校となった旧山潟小学校に移転してから、毎月開催しているひとの駅マルシェも、人と人とのつながり、地元の方との交流、賑わいの創出を目的としています。
そこで、今月末に行われるこのマルシェでは、5/29(日)にグロンボロンの森で「森のフリーマーケット」を開催することにしました!
もう着れなくなってしまったけど、捨ててしまうにはもったいない服や、絵本、おもちゃなどを、大切に使ってくれる次の誰かに譲ってお互いに喜び合えるような、子育て中の家族を応援する交流の場を作りたいと思います。
只今、出店者さんを大募集中!こども店長も大歓迎です(*´▽`*)

ご興味のある方は、森でプレーリーダーに声をかけていただくか、📞0120-91-3969
または、グロンボロンの森FB、インスタに直接メッセージをください。
その物にまつわる思い出やエピソードを添えてお客さんに紹介してもらえると、受け取る側はより大切に使ってくれるような気がします。
森の中でどんな出会いがあるのか、私自身、とっても楽しみにしています。