外遊びしていると、うまくいかないことがたくさんあります。
風がじゃまをしてなかなか火が付かない、とか
こんな風にのこぎりで切りたいのに、思ったようにできない、とか
ターザンロープに乗りたいのに、うまくいかない、とか
そんなこどもの姿を見るたびに、私は心の中で『がんばれー』と見守ります。
プレーパークが大切にしているのは、「大人がなるべく手出し口出しをしないように見守ること」。
予定通りに、なんの苦労もすることなく成功してしまう経験よりも、うまくいかない経験をすることによって心の中で感じる葛藤や、もっとうまくいくためにどうすればいいのか考える時間そのものを大切にしたいのです。
失敗を経験したときに、どんな風に乗り越えられるのか、『次こそはうまくいくように、もっとこうしよう!』と工夫する考える力、
『うまくいかなかったね~』と失敗したことを笑い飛ばせる強さを養ってほしいのです。
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さて、先週の日曜日は「桜の小枝を使って草木染めをしよう」という企画に挑戦しました。
茶色の枝から淡いかわいいピンク色の色素が取れるかなぁ~と、はりきって小枝を煮出して白いハンカチを染めたのですが、
なんと、仕上がったのは「うすい黄色」のハンカチでした…😱
もっとつぼみがついた枝を用意できればよかったのかな…
媒染をみょうばんじゃなくて重曹にしたらよかったのかな…
思ったようにいかないのは残念でしたが、それでも、自然の植物から色をいただける遊びは楽しかったです。
桜はまた来年リベンジするとして、来月以降もよもぎやヤシャブシなど、Rootsの森で採れる自然の素材を使って、草木染めを楽しみたいと思います。