(写真はグロンボロンの森から見たRootsの畑の景色です)
県内各所で残暑厳しいお天気でしたが、グロンボロンの森の中は風が吹いて、まるで天然クーラーのように体に優しく心地よい涼しい空気が漂っていました。
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プレーパークで遊ぶのが今回初めての子、前にも遊びに来たことがある家族、何度も遊びに来てくれている常連さんetc…
今日もいろんな子どもたちやご家族が来場してくださいました。
グロンボロンの森で遊ぶ際には、森の入口にある受付で、お名前や年齢、お住まいの地域を書いていただくボードを用意しています。
そして、「はじめまして」のご家族には、プレーパークの考え方、大切にしている思い、安全上の注意事項などをお伝えして、最後に簡単に私の自己紹介をしています。
「みんなから『ゆかさん』と呼ばれています。ケガしちゃったり、何か分からないことがあったら、私に声かけてくださいね。」と伝えるのですが、ついつい保育園や幼稚園で遊んでいる時のクセで、私のことを「センセイ!」と呼ぶ子がいます。
「センセイじゃなくて、ゆかさんって呼んでね!」と伝えても、おとなといっしょに遊びを楽しみたいタイプのお子さんは、特に私のことを「センセイ」と呼ぶことが多く、その度に私はしつこく「ねぇ○○ちゃん、私のことはゆかさんと呼んでね」とお願いします。
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グロンボロンの森のパンフレット裏面のプレーリーダープロフィール欄にも記載していますが、私は一応保育士資格を持っていて、新潟の森のようちえんで勤務した経験もあるのですが、私はプレーパークに遊びに来る子どもたちや保護者の方から「センセイ」と呼ばれることをなるべくお断りしています。
その理由は、簡単に言うと「センセイって、なんだか偉そうになっちゃうから」です(笑)
旧山潟小学校に移転してきて、元小学校や幼稚園だった場所で過ごしているので、尚更そう感じるのかもしれません。
子どもが主役のプレーパークにいるプレーリーダーとしては、子どもたちにとって私は目上の存在ではなく、同じ目線で遊び場を共有する仲間や、気軽に話せる相談相手でありたい。
強いて言えば、森のことを比較的よく知っている「先輩」ぐらいの立場でいたいなと思っています。
以前、5才の常連の女の子が家でご両親に、「ゆかさんは私の友だちだよ!」と言い切ってくれていた、というエピソードを聞いて、とっても嬉しく感じたことを今でもよく覚えています。
これからも、森で過ごす子どもたちやご家族と程よい距離感を保ちながら、自分がいくつになっても、相手が何歳の子どもであっても、子どもたちにとってはプレーリーダーは「君たちと同じ目線だよ」という雰囲気が伝わるように、コミュニケーションをとっていきたいなと思っています。]]>
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2021.8.29.Sun
Roots猪苗代
センセイと呼ばないで