自然の中で自由に遊ぶプレーパークに欠かせない要素が、「火」のある空間・ファイヤープレイスです。
最近の生活では家の中でも「火」を見る機会が減ってしまっていて、燃える炎の美しさや暖かさを生で体感することが少なくなってきています。
そして、どうやって火を起こしたらよいのか、火を燃やし続けるにはどうすればよいのか、大人でも分からないという方が増えています。
火には無限の楽しみ方があります。
グロンボロンの森では、火を使えるということがどんなに便利で、人の暮らしに役立ち、使い方によっては危険を伴うということを、子どもたちにも遊びを通して学んでほしいと思っています。
焚火を囲んでおしゃべりしたり、
パンやお芋を焼いて食べたり、
料理をしたり、炭火を使ってべっこう飴を作ったり。
そんな素敵な場所がほしくて、『グロンボロンの森に、みんなで座って火を囲めるファイヤープレイスが欲しい!』とずーっと願ってきましが、今月ついにそれが現実のものとなりました!!
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作ってくださったのは、なんとRootsの社長です✨
春に業者さんに掘ってもらった(ちょっと掘りすぎだった💦)穴に、ユンボを使って砂と大きな石を運び入れます。
途中で、Rootsスタッフの力持ちに助けてもらいつつ、社長はなんどもユンボを乗り降りしながら、石を選んで運び入れてくださいました。
それから、座りやすい平らな面を上にして、石の向きを整え、石と石との合わせ方を考えながら、外枠の円を描いていきます。
座ってグラグラしないように、それぞれの石の下にしっかり砂を入れ、外枠が決まったら、底の部分にも石を埋めていきます。
そして、数時間後にはこんなに素敵なファイヤープレイスを作ってくださいました(*´▽`*)!!
改めて、社長の石を選び配置するセンスやユンボを自由自在に使いこなす姿をはじめて目の当たりにして、Rootsのルーツは造園業(磐梯園芸センター)だったという歴史を感じるひと時でした。
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風のない穏やかな日、パンフレット用の写真撮影も兼ねて、このファイヤープレイスではじめての焚火をしました。
見上げると燃えるように美しい楓が色づいていました。なんて素敵な場所なんでしょう!!
風が強くなるこれからの季節、焚火が楽しめる条件は限られてしまいますが、雪が降っても風さえなければ毎週日曜日はみんなと一緒に焚火が楽しめます。
パチパチはぜる火を囲みながら、おとなもこどもも心もからだもほっとする、そんな場所になりますように。