「Roots郡山」オープンに向けて、10日ほど続いた怒涛の日々を乗り越えて、やっとたどり着いた日曜日の森。
Roots工務店の本社がある「Roors猪苗代」の森で、毎週日曜日に開催しているプレーパーク。
オープンは10時なのですが、だいたい8時には森にいて、少しずつ少しずつ時間をかけて準備をしていきます。
ハンモックをつけたり、スラックラインを張ったり、焚火台や、工具や水遊びや砂場遊びの道具を出したり、水タンクを運んだり…危ないものが落ちていないか、変わったところはないか、フィールドのチェックをしながら森を見て回るこの時間が、わたしにとって欠かすことのできない大切な時間。
耳を澄ませば鳥のさえずりが聞こえ、太陽の光が差し込むとあたりが一気に輝きだすと同時に心地よい熱を感じ、木陰に入ると気持ちのよい風が吹き抜けてクールダウンさせてくれます。
特に今の時期は、日ごとに緑の色が深くなって、可憐なお花があちこちで咲いていて、1週間前とはまるで別の森に来たかのように表情を変えています。
森の澄んだ空気の中で過ごしていると、頭の中でぐるぐるもやもや考えていたことが自然と整理され、今あることに感謝する気持ちが自然と湧き上がる。
これが、スノーピークさんのミッションとする「人間性の回復」なのかしら!!
準備しながら、工務店のスタッフやカフェ煙突の木のお二人、RootsShopのスタッフさんとあいさつを交わし、お気に入りの景色をカメラにおさめ、ハンモックに乗り、ふっと空を見上げると、今日も晴れてるー!!とテンションが上がるわたし。
今日はどんな子が遊びに来てくれるかな、どんな出会いがあるかな、ワクワクしながら一日が始まります。
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スノーピーク アーバンアウトドアSIS店「Roots郡山」のオープンに伴い、日曜日以外は店頭に立つ日々が始まりました。
モデルハウスだけでなく、スノーピークのギアを扱うお店としてリニューアルオープンしたことにより、今まで出会うことのなかった新しいお客様との出会いが確実に増えています。
そして、当たり前ですが(笑)「みなさん野遊び好き!!」なので、お話させてもらうと本当におもしろくて、勉強になります。
私自身、20代の頃は野外教育の仕事に就き、大勢の子どもたちと毎月何かしらのキャンプに出掛け(夏休みシーズンはひと月に10本くらいは行っていたかも…)、その後、まったく別分野の仕事をした時期もありますが、去年まで住んでいた新潟では森のようちえんやプレーパークを運営するNPOに勤め、やはり野遊び三昧の日々を過ごしてきました。
福島に戻り、また新しい形で野遊びを楽しむ皆さんとの出会いが育まれるこのご縁に感謝しながら、今日も一日が始まります。みなさんも、良い週末をお過ごしください(*´▽`*)