
最近は、お外で過ごす時間がますます心地よく感じる季節になってきました。
ベビーカーに我が子を乗せてお散歩することも増えて、先日はご近所のおばあちゃまに「今、何か月?」と声をかけていただきました。
「2ヵ月です」と答えると、「そう。がんばって育ててくださいね」と穏やかな笑顔で言われて、なんだかじーんと感動。
いつの時代もどこの国でも、子どもを育てるということはとてもありがたく尊いこと。
大切な命を守りながら、少しずついろんな経験をさせてあげたいなと思う毎日です。
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先週のプレーパークは、やはり焚火が人気でした。

グロンボロンの森では、焚火をやってみたい!という子どもたちが、自分で火おこしをする体験ができるように、11時のオープン時にはあえて焚火を始めていないことがあります。
マッチで新聞紙に火を付ける作業は、大人がやってしまえば早くて確実ですが、「やってみたい」とチャレンジする子どもたちの体験を奪ってしまわないように、先日も「やってみたい人、いる?」と周りの子に声をかけて、チャレンジャーを募りました。
「やっていいの?」と目を輝かせる子どもたち。
たとえ一度でうまくいかなくても、何回かチャレンジしたり、兄弟で交代しながらやってみたり、毎回そこにはドラマがあります。
失敗を伴う挑戦には必ず「学び」が付いてきて、その学びによって私たちは「成長」します。
なので、子どもの「やってみたい」という挑戦を遮ることは、子どもたちから学びや成長の機会を奪うことになるのです。
無事に着火すると、その火を育てることにも自然と興味がわき、拾ってきた葉っぱや枝をくべたり、薪を割って入れたり、火遊びが始まります。
「危ないから」と火から遠ざけるのではなくて、本物の火を扱いながら楽しさと共に難しさも学ぶ。
そんな環境を提供できるように、スタッフはそっと見守りをしています。
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少しずつ告知が始まっていますが、Rootsはこの夏、新しいチャレンジを始めます。
Rootsの目の前を通る国道49号線を挟んだ斜め向かい側にある、元結婚式場だった建物とその目の前に広がる上戸浜の一部をお借りして、グランピングを始め様々なアウトドアレジャー、食事やショッピングを楽しめる空間を提供する予定です。
「体験を奪わない」というキーワードは、Rootsでこれから提供するグランピングサービスでも大切な軸になっています。
実は先日、Roots猪苗代校舎前にてグランピングのモニター体験を、家族3人でさせていただきました。

息子は生後2か月にして、初めて焚火を目近に見てテント泊も経験。
赤ちゃんは自然に近い存在だからなのか、夜も朝も家にいる時以上に穏やかでご機嫌でした。

Rootsの若手スタッフが中心になって、これまで試行錯誤しながら創り上げてくれた空間とサービスは、想像以上に快適で内容の濃いもので、とても感動しました。
この体験を上戸浜という素晴らしいロケーションで繰り広げられたら、どれほど感動するでしょうか。
これからオープンに向けて更にブラッシュアップを重ね、他では体験できない、Rootsならではの本物にこだわったサービス、「体験を奪わない」サービスを展開していきたいと考えています。
どうぞ、お楽しみに(*´▽`*)
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\\お知らせ//
来週末は、毎月恒例「ひとの駅マルシェ」を開催します!
グロンボロンの森では、初のフリーマーケットを開催♪
校舎前には、グランピングテントも展示されています。
ぜひ、遊びにきてくださいね。

