あけましておめでとうございます!
今日は、2021年グロンボロンの森、最初の活動日でした。
天気は猪苗代らしい雪⛄
しかも、風がかなり強めで、強い心と完全な防寒対策がないと外遊びは楽しめない状況。。
なので、今日ははじめての試み『グロンボロンのへや』を設えて、会津の伝統行事『だんごさし作り』をしました。
団子さしとは、小正月(一月十五日)に行う正月行事のひとつで、みず木の新芽の枝に上新粉で練って丸めた団子をさし、豊作や家内安全、無病息災を祈ります。
食品用の食紅を使ってカラフルに練ったお団子を、子どもたちにコロコロ丸めてもらい、
ストーブにのせたお鍋で茹でて、森からいただいた木の枝にさして飾りました。
コロコロ丸めるうちに楽しくなって、星型やキューブ型のお団子も登場!
お団子をさす場面では、色のバランスや重さを考えながら、みんなで協力して素敵に飾ってもらいました。
グロンボロンの部屋には、授乳用のテントを用意していますが、そのテントの中で遊ぶのも子どもたちに大人気です。
短い時間ではありましたが、吹雪が止んだタイミングで『外で遊びたーい!!』と部屋を飛び出して行く子どもたちの元気に、こちらがパワーをいただきました。
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一日のうちのほんの少しの時間であっても、体をいっぱい動かして遊ぶこと、感性を研ぎ澄ませて自分の好きなように創造的な遊びをすることは、こども達にとって命の輝きを増すために欠かせない要素だと思います。
人に会いにくい、外出もしづらい日々の中ですが、感染予防の工夫や努力をしながら、子どもたちにとってのかけがえのない「今」をしっかり輝かせてあげたいものです。
2021年・新しいRoots猪苗代では、『グロンボロンの森』と『グロンボロンのへや』をうまく組み合わせながら、子どもたちや子育て中のパパやママにワクワクしたり、ほっとしてもらえるような野遊び空間を提供していきたいと思っています。
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今日は、嬉しかったことがもうひとつありました。
それは、ちょうど一か月ほど前にへやの窓際にそっと吊るしておいた「柿」。
とっても渋かった柿が、猪苗代の寒さでぎゅーっと甘さがつまったおいしい「干し柿」に変身していました!
厳しい寒さで渋さが取れて、甘さだけが引き立つなんて、自然の力って偉大ですね。
味見してみたい方は、ぜひ「グロンボロンの森」&「へや」に遊びに来てください(*´▽`*)