グロンボロンの森に来たこどもたちが、一番夢中になる遊びは「焚火」です。
はじめはおっかなびっくり炎を見つめているだけ。
でも少し慣れてくると、大抵の子はその火に何かをくべたくなります。
周りの大人や焚火好きな子どもたちの様子を見て、近くに落ちている木の枝や、葉っぱを拾っては、炎の中に入れて、パチパチと燃える様子を眺める。
燃え尽きると、また次をくべたくなる。
その繰り返しです。
杉の葉っぱや小枝がよく燃えることに気付くと、嬉々として拾いに行く。
燃えている木を火ばさみでつかんで、煙の上がる様子をじっと見つめたり、その黒く炭化した枝で石に字を書いてみたり、子どもたちの興味が尽きることはありません。
どんどん木が燃えるもんだから、今度は薪割りもしてみたくなる。
そのうち「石を入れてみたい」とか、「燃えている木を雪の中に入れてみたい」など、見ている側はちょっとヒヤヒヤするような遊びに発展することもあります。
「石は燃えないんだよね~、何でだろうね。」「燃えている木を持ち出すのは危ないから、雪をこっちに持ってきたら?」
子どもたちの興味や関心をなるべく削いでしまわないように、なるべく否定的な発言にならないように、気を付けながら見守ります。
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焚火でマシュマロを焼くのも人気です。
焚火の煙と格闘しながら、じっくり熾火であぶったマシュマロを食べると、外はこんがり中はトロットロ!
がんばった分、感動もひときわ、とびきりのスイーツになります(*´▽`*)
ちなみに、こちらは焼いたマシュマロとチョコをビスケットではさんで作った「スモア」という極上デザート。
グロンボロンの森では、マシュマロやチーズ、ウィンナーやパンなど、自分で焚き火で焼いて食べたいものの持ち込みもOKです。
ご希望があれば、スノーピークの焚火台をブリッジ&焼き網付きでお貸しすることもできます。
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焚火によって、野生の感覚を取り戻す。
火を扱い方を学ぶことは、生きる力にもつながります。
グロンボロンの森のファイヤープレイスでは、強風でない限り、毎週焚火を楽しめます。
本を読んだり、映像を見るだけでは学べない、本物の火を目の前にしてはじめて学ぶことができる豊かさと怖さを、森の中でいっしょに体験しませんか?