ゆったりとしたところで読む本は大好きな時間
本とコーヒーは僕のお気に入りのセット
たまに紅茶もいいですが、やっぱり僕はコーヒーかな
ホットコーヒーなら時間とともに味の変化を楽しむのもいいですよね
年をとったのか涙腺が緩くなったのか、小説を読んでいると目頭が熱くなることが度々
今読んでいる小説
「虹の岬の喫茶店」
店主の悦子さんとお客様や、はたまた泥棒が店にくるお話なのですが、店主の悦子さんの哲学的返しや人を励ます姿がとても素敵で面白い本です
その中であるお客様がコーヒーを飲み
なんでこんなに美味しいコーヒーを出せるのですか?と質問を悦子さんにした時の返し方が
「企業秘密だけど聞きたい?
じゃ教えてあげる
それはコーヒーを淹れてるあいだずっと美味しくなーれと唱えてるのよ
ただの言葉かもしれない
でも本当に美味しいコーヒーを飲んで欲しい思いから出てくる言葉なんだろうな
そう言えばアンパンマンのジャムおじさんも美味しくなーれって言ってたな
相手を思って心を込めて
凄くシンプルだけどとても大事なこと
でも忙しくなるとすぐ忘れちゃうんだよなぁ
声に出して言ってたらお客様にへんな目で見られちゃうから 笑
心の中で「美味しくなーれ!」