まだまだ寒暖の差が激しいですが、だいぶ暖かくなってきてハーブの苗も元気に育っています。
こちらの写真はハーブのローマンカモマイル。
香る芝とも言われて矮性で横に広がり、全草から青リンゴのような香りがします。
初夏になると花が咲きハーブティーとしても使える耐寒性多年草の植物。
似た名前のジャーマンカモミールは一年草でこぼれ種で増え一般的にはこちらが有名ですね。
ローマンカモマイルおよび耐寒性多年草植物は冬の間、地上部は枯れて根で越冬し、また春になると元気よく芽を出します。
市販されている苗物で地上部は立派でも根っこがあまり育っていないことがあります。
これは市場用に作られ見た目の良さで買い付けするので仕方ないのですが根がしっかりしていないと植えた時に枯れることもあります。
もし機会がありましたらポットから苗を抜いて確認してみるのもひとつの方法かもしれませんね(店員さんの許可を取ってから)
根が発育してない場合は可哀想ですが地上部をバッサリ切って葉っぱからの水分蒸発と根からの水分吸収のバランスを取ると根が育ちやすいです。
まだまだ苗を植えるには時期が早いですが、今年は普段見えないところに気を配ってみるのはいかがでしょうか?
きっと新しい発見が見つかるかもしれませんよ。