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スタッフブログ

アフリカの手仕事に思いを馳せる

11日(木)から始まりました「夏のライフスタイル展」。

おかげさまでたくさんのお客様からご来場頂いております。

今回の展示では、赤道直下の国ケニアのサイザルバッグを中心に、東アフリカ地域やネパールの手仕事の道具をご紹介させていただいております。


私たちスタッフが暮らしの道具を通して皆様にお伝えしたいこと。

手仕事の素晴らしさはもちろん、商品の背景を知ることで愛着を持ち、暮らしのパートナーとして長くお使い頂きたいということです。

今回のブログでは、アフリカの手仕事の作り手とその背景をご紹介します。

サイザルバッグはケニアの伝統の手仕事です。

ケニアではサイザル麻で編むカゴ作りが盛んで、農村に住む女性たちによって手仕事として受け継がれてきました。サイザルの葉を刈り取って繊維をとりだし、糸に撚ってから染めたものを、乾かし、編んで作ります。ものづくりの一番初め、素材を育てるところから全ての工程を手作りで行っています。

当店でご紹介しているサイザルバッグは、ケニアの首都ナイロビから少し離れたマチャコス、キツイ地方のカンバ族の女性の職人たちの手によってつくられています。

彼女たちは家事、育児、畑仕事のかたわら、おしゃべりしながら、店番をしながら、歩きながらでも、バッグを編んでいます。

彼女たちの手から生まれたサイザルバッグは、丈夫で通気性がよく、バッグとしてはもちろん、インテリア・収納アイテムとしても人気があります。

ちなみにサイザルバッグを現地から仕入れ、日本に紹介しているのは、神奈川県にあるen plusさん。

当店で紹介しているサイザルバッグはen plusさんからお取り寄せしております。

ケニアの職人さんは日本のen plusさんと新しい商品を開発することで、これまでの伝統技術に加えて新しいデザインや色柄も生み出しています。

挑戦の連続で、たくさんの失敗の中から時に素晴らしい仕上がりのものが生まれているそうです。

「外国でものを売る」ということは、彼女たちには経験のないことでした。

日本の厳しい商品規格を職人たちに理解してもらうことは、文化の違いや、暮らしの優先順位の違いを理解しあうことでもあったと、en plusさんは語っています。

サイザルバッグを使うことで感じる楽しさや喜びは、ケニアの女性たちとen plusさんの「思想や環境の違いを乗り越えて共に一つのものを生み出す」というエネルギーを、私たち使い手が自然と受け取っているからなのかもしれません。


今回の展示会の中でも一際お客様の目を引いているのは「カンガ布」です。

カンガ布とは東アフリカの民族布で、スワヒリ語で「ホロホロ鳥」という意味。

ホロホロ鳥の羽のようなドット模様がデザインのルーツになっていることなどから名づけられました。

カンガは大判(160×110cm)の一枚布で、素材はコットン100%。「ピンド」と呼ばれる縁取り部分と「ムジ」と言われる中央部分に、さまざまな模様が描かれています。中央部分の下部には「ジナ」というスワヒリ語のカンガセイイングがプリントされています。

カンガセイイングとは、スワヒリ語のことわざや道徳的な格言・愛の言葉などのことです。

身につけることで周りの人へ自分の気持ちを表現したり、自分の大切なメッセージとして心に留めたりするそうです。

一枚一枚にメッセージ性のあるカンガ布は、現代に生きる私たちに寄り添ってくれているかのようです。

また、カンガ布は年頃になった女性が「もう私はお嫁にいける準備ができていますよ」と意中の相手に気持ちを伝えるために使うこともあるそうです。

カンガ布はなによりも言葉が大切と言われます。

店頭で手にして頂けるカンガ布にももちろんカンガセイイングがプリントされていますので、ぜひ店頭でお客様やお客様が贈りたい人を想って探してみてはいかがでしょうか。



しっとりとした質感と他にはない重みを感じさせるオリーブの無垢材のカトラリー。

この独特な手触りは、蜜蝋を主成分とするオイルで拭き仕上げをすることで生まれます。

オリーブウッドはとても硬くて重量があり密度がつまっていることで知られ、熟練の職人でも削るのは容易ではありません。そのため、大きさや形をすべて同じように仕上げることはとても難しく、一点ごとに違いが生じます。しかしその違いが、すばらしい美しさをも生み出します。

厳しい自然環境を生き抜いてきたオリーブウッドの木目は、複雑で、褐色の波のよう。使ううちにだんだん味わいが増していくのも、楽しみのひとつです。

カトラリーの職人さんがいるのは、ケニアの首都ナイロビから第二の都市である港町モンバサへと通じるモンバサロード。モンバサロード沿いの、サバンナを抜けてバオバブの木が立ち並ぶあたりに、木工職人の村があります。

木を彫るのはカンバ族の男性で、やすりがけは女性の仕事です。

オリーブのカトラリーは、サイザルバッグの項目でもご紹介したen plusさんとの共同開発から生まれました。

独特で印象に残る大柄な木目と色、大きなお皿部分を持つスプーンなどユニークなフォルム。

太陽がギラギラと輝く国の、大らかで楽しい雰囲気を伝えてくれます。

今年は特に暑さの厳しい夏となりました。

アフリカの大地でも、こんな風に強い日差しに照らされているのかもしれません。

アフリカの手仕事を通して、遠い異国の地へ旅をした気持ちになって頂けましたら幸いです。

また、アフリカに住む彼ら彼女らの、強い日差しにも負けずに逞しく過ごしていく力強さを感じてみてはいかがでしょうか。

マスクの着用と定期的な換気で感染対策を万全にし、皆様のお越しをお待ちしております。



【夏のライフスタイル展 同時開催:GOSHIMA絨毯アウトレットSALE】

会期:8/11(木)〜8/28(日)

時間:11:00〜17:00

会場:Roots Lifestyle Shop



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Roots Lifestyle Shopは「本物と育てる暮らし」をコンセプトに、本物のくらしの道具を通して、モノを選ぶ基準やくらしの価値観をご提案しています。新しい暮らしをお考えの方はぜひお出かけください。

Roots Lifestyle Shop (Roots猪苗代2F)

11:00-17:00

火・水 定休

tel 0242-23-4339

福島県耶麻郡猪苗代町山潟字湊志田119

mail roots-shop@sps-i.jp

web http://www.roots.jp

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