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15枚の厳選ギャッベをご紹介!

8日から始まった「たった15枚のギャッベ展−星の数ほどあるギャッベからの出逢い−」、おかげさまでご好評の声を頂いております。

モチーフ一つ一つに縁取りが施された繊細で美しいデザイン、可愛らしいライオンが勇ましさを感じさせるデザイン、絵本の1ページのようなワクワクしてしまうようなデザイン、などなど魅力的なデザインのギャッベが揃っています。

今回は15枚のギャッベをより楽しんで頂くため、ギャッベ1枚1枚のストーリーやデザインにまつわる物語をご紹介いたします。

ギャッベは家族や仲間を想いながら織り上げられた、温もりに溢れた暮らしの道具です。

そこには「ただ心地のいいもの」に留まらない力が宿っています。

それを感じて頂くことで、より深くギャッベの魅力を感じて頂きたいと願っております。

それでは、今回のブログで15枚の中から7枚のギャッベをご紹介いたします!

ギャッベ No.2

部族     カシュガイ族
製作日数   約5ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     西洋茜、インディゴ
サイズ    199×153
ランク    サフ

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
大草原に日が落ちる時。
ビルも建物もない大きな大きな空は、綺麗な赤と青のグラデーションに染まります。
その間に美しく現れる薄紫色。黄昏時に現れる美しい色の中、動物たちは家路を急ぎます。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
全ての色味を草木染めにこだわって染められるギャッベ。その中でも紫色は特に手間のかかる色です。
赤を染める「茜染」と青を染める「藍染」を何度も何度も染め重ね、美しく染め上げられた紫色。その濃淡をうまく使い分け、美しいグラデーションの1枚が織り上げられました。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
誰しもが、黄昏時の空を見上げた時に、寂しいような美しいような、言葉で表現するのが難しい感情を抱いたことがあるのではないでしょうか。
きっとそれは海の向こうの大草原で日々ギャッベを織り上げる織子さんたちも同じように感じていることと思います。
また、きっとこれから先何年経っても、地球という場所に生き続ける私たちは、同じように黄昏時の空を見上げ、懐かしいような嬉しいような、なんとも言えない感情に浸るのでしょう。全ての人たちが共通して持つ懐かしさのようなものが、このギャッベには表現されているのかもしれません。


ギャッベ No.3

部族     ルリ族
製作日数   約2ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     原毛
       西洋茜
サイズ    91×62cm
ランク    ルリバフト

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
ギャッベを織り上げる部族の中に「ルリ族」という人たちがいます。
彼らが織りなすギャッベは芸術性が高く、心奪われる表現が多いと言われます。
ギャッベの品質は芸術性と織りの細かさで決まると言いますが、彼らの織り上げるギャッベは最高級の品質のものであると認められています。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
動物紋のライオン柄のアートギャッベ。ライオンは特別な時にしか織られない、特別な意味合いを持つ絨毯と言われます。
そんなライオンが一本の生命の木を背負う姿に感銘を受けました。天に向かって育つ姿にライオンギャッベの勇敢さを感じます。また絨毯の四方には神の使いの孔雀が描かれており、神々しささえ感じます。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
日常の暮らしの中で勇気を出して進む機会は少ないものです。
だからこそ、いざその時が来た場合に躊躇をしてしまいます。このギャッベからはそんな自分達を鼓舞してくれるような声が聞こえて来ます。
「大丈夫。君ならできる」
なんだか前向きな気持ちになっていきます。

ギャッベ No.13

部族     カシュガイ族
製作日数   約7ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     原毛、西洋茜
       インディゴ
サイズ    243×178cm
ランク    サフ

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
乾燥した広大な大地に暮らす遊牧民にとって、水は特別な意味を持ちます。
水は全ての生命の源。水の豊富な日本に暮らしている私たちにとって意識することは少ないかもしれません。青色のギャッベは生命の水が溢れたオアシスや楽園を示唆しています。
よく見ると雨のような紋様が見えます。雨には豊穣の力が宿り、地上にはありとあらゆる植物が生い茂ると言われています。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
青色の染色は、染め返しの回数によって濃淡を出しています。水色から濃紺まで青色表現は実に奥が深いです。またこのギャッベのような2色を用いた色使いはお互いの色を引き立てあい美しさを増長させます。それぞれの青に鎮座する生命の木は見ていて心が落ち着くようです。
それはインディゴ染めによる色合いが日本人の色彩感覚に合致している表れなのかもしれません。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
このギャッベを見ているとなんだか落ち着くのは何故だろう。改めてじっくりと眺めてみると、
澄み渡った空色と夜の帳(とばり)に近づいた空色がそうさせているかもしれません。
どこまでも青い空は見ているだけで心地良い。そんな空も1日の終わりに近づくにつれて瞑色(めいしょく)に染まって行きます。夜の時間の始まりです。
素の自分になってこのギャッベを眺めていると、穏やかな気持ちになっていきます。

ギャッベ No.5

 部族     カシュガイ族
製作日数   約2ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     原毛、ザクロ
       クルミ、ジャシール
サイズ    151×48
ランク    ジャマール

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
ランナーサイズという細長い絨毯は、ギャッベの中でも織り上げられる枚数が少ないものです。元々ランナーサイズは通常の絨毯にスペースを広げる際などに使うことが多いと聞いています。縁の下の力持ちではないですが、使い勝手をよくする引き立て役な可愛らしい一枚です。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
遊牧する生活スタイルの遊牧民たちは、私たち以上に様々な風景をみています。その心の情景を一つ一つの四角いギャッベに散りばめているような小さなギャッベ。誰にも表現ができない唯一無二の色の組み合わせ。この織子さんはどんな風景を今まで見てきのか?想像を掻き立てられます。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
遠い旅に出ました。新しい出会いがあり、苦しいこともありました。でもそれは自分自身を成長させてくれる、とても大切なこと。旅の終わりには遠い故郷に想いを馳せながら旅路を急ぎます。
遠くに見える街の灯りが見えてくると、これまでのことが走馬灯のように思い出されます。
家族に再会をしてどんな話をしようか。まだ旅は終わっていないけど、なんだかワクワクします。

ギャッベ No.15

部族     カシュガイ族
製作日数   約7ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     ザクロ、原毛
サイズ    243×178
ランク    サフ

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
遠いイランにも四季があり春夏秋冬を愛でる気持ちは私たち日本人と同じです。特に実り豊かな時期はとても大切な季節です。この黄金色のギャッベの色の元になる柘榴(ザクロ)も収穫の時期です。ザクロは一つの身の中にたくさんの種が詰まっているので多産の象徴と言われています。このギャッベを眺めていると広大な大地にどこまでも続く豊穣を願う織子の姿が想像されます。よくみるとギャッベの縁には厄除けのメダリオンがあり、この神聖な大地を守ってくれているようにも見えます。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
ギャッベの色の美しさの一つにグラデーションがあります。草木染ならではの美しい色彩です。このギャッベはシンプルな表現だからこそ、より色の表現は難しくなります。特にザクロで染め上げた羊毛は自然光の当たり方で黄金色のような光沢を感じます。シンプルな絨毯ですが現代アートのような佇まいを感じます。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
美しいもの、感銘を受ける風景などをいざ目の前にすると言葉は何もいらない。
素の自分に戻って目の前に広がる景色を眺めるだけでいい。見終わった頃にはなんだか気持ちが落ち着いている。このギャッベを眺めていると、なぜだか過去に見て感動をした風景を思い出します。この絨毯は幾千の心の情景を連想させてくれる、魔法の絨毯なのかもしれません。

ギャッベ No.6

部族     カシュガイ族
製作日数   約9ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     原毛、ザクロ
       ジャシール、クルミ
サイズ    199×150
ランク    ジャマールスペシャル

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
ギャッベの表現の中でランドスケープ(風景画)というものがあります。
普段見ている風景、記憶に刻んだ思い出の風景など、心の景色を表した絨毯です。
まさにランドスケープは織り手の心を映し取ったアート作品のようです。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
ギャッベで描かれる風景画は、現実の世界を描写したものではなく、織子が自然から受けたインスピレーションをもとに創作したイメージといいます。「心象風景」という言葉があります。
体験や感情、感覚によって生み出される想像上の風景のことです。
まさにギャッベのランドスケープは織り手の一人一人の様々な想いを垣間見ることのできる絨毯と言えるのではないでしょうか。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
あなたにとっての心象風景はどんな景色でしょうか?
小さな頃、遠い昔に見てきた体験や風景の中に、今でも忘れえない光景を誰もが持っていることと思います。
忙しい日々の中で、たまには立ち止まって物思いに耽ってみるのはいかがでしょうか?
このギャッベを眺めているとなんだか懐かしさを思い出します。

ギャッベ No.12

部族     カシュガイ族
製作日数   約10ヶ月
素材     ザクロス山脈産羊毛
染料     原毛、西洋茜
       インディゴ
サイズ    243×176
ランク    ジャマール

[ story – ギャッベにまつわる物語 – ]
季節ごとに羊の群とともに移動をしながら遊牧する。何世紀も前から行われている伝統的な遊牧民の暮らしです。そんな家族のパートナーでもある羊の毛刈りは年に2回行われます。特に春に行う毛刈りはとても大切な行事です。まるで収穫祭のように家族総出で行います。収穫した羊毛の中でも、染めずに使用する原毛は上質なものだけが選ばれます。上質なものほど希少性が非常に高くなります。

[ design – ギャッベのデザイン – ]
原毛が中心のギャッベを見ると遊牧民の暮らしをふと想像してしまいます。
このギャッベの原毛はとても美しい白色です。織り手たちも大好きな羊の良さを活かしながら絨毯を織り上げたかったのかなと思います。羊毛の中でも特に細かい毛を使っているため、本当の羊を撫でているかのような気持ちよさを感じさせてくれます。

[ poetry – ギャッベから聴こえる詩 – ]
清らかな白色は潔さと美しさを兼ね備えます。
初めはその清らかさに遠慮がちになるかもしれません。
それでも段々と使う中で、少しづつ自分の色になっていくのだと思います。
家族みんなが集まって使い続けるこのギャッベにはいろんな思い出が刻まれていく。
これからの未来が楽しみです。

こちらでご紹介したストーリーなどは店頭でもご覧頂けるのでぜひお楽しみに。

きっとお客様だけの琴線に触れる特別なギャッベと出逢えることでしょう。

消毒と定期的な換気で皆様のご来店をお待ちしております。


◇ イベント情報

【たった15枚のギャッベ展–星の数ほどあるギャッベからの出逢い−】
会期:〜10/30(日)まで開催中!
時間:11:00〜17:00
会場:Roots lifestyle Shop(Roots猪苗代 2F)


【たった15枚のギャッベ展 タイトルコンテスト】
会期:〜10/30(日)まで開催中!
店頭にて投票受付中。
優秀賞を受賞した1名様に「ミニギャッベ」をプレゼント!


【たった15枚のギャッベ展 小さなじゅうたん作りワークショップ】
会期:10.22(土)・10/23(日) 両日とも1日2回開催
時間:①11:00〜13:00 ②15:00〜17:00 
所要時間:約2時間
参加費:2,200円(当日お支払い)
会場:Roots lifestyle Shop(Roots猪苗代 2F)

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Roots Lifestyle Shopは「本物と育てる暮らし」をコンセプトに、本物のくらしの道具を通して、モノを選ぶ基準やくらしの価値観をご提案しています。新しい暮らしをお考えの方はぜひお出かけください。

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11:00-17:00

火・水 定休

tel 0242-23-4339

福島県耶麻郡猪苗代町山潟字湊志田119

mail roots-shop@sps-i.jp

web http://www.roots.jp

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