本日、小さな「こども椅子」が入荷しました。
座面が「ペーパーコード」のものと「い草」のもの。
作り手は、Ojn Handmade Hut の和田さんです。
Rootsの森などのイベントでワークショップも何度かやっていただいてました。
下に敷いている絨毯のサイズがW90cm×H60cmです。
大きさ、わかりますか。
小さなものは可愛い。
その小さなものに触れている小さなひとも可愛い。
小さなその目で見るこの世界が
素敵に映っているといいなと思う。
小さなその手で触れるものは
安心して心を許せるものであったらいいなと思う。
子どもの視点はものに近くて
とてもよく見ているから
椅子の木目や座面のかたち、
絨毯の柄や糸一本一本の色を
無意識に記憶していく。
おとなになって
その潜在的な記憶をふと思い出しては
なんだか懐かしい気持ちになる。
いいことも嫌なことも
暮らしの風景として記されている。
子どもは汚すからいい絨毯は心配・・・
子どもにいいものを使わせるのはもったいない・・・
というお話をお店でもよくお客様よりお聞きしますが、
心配もいらないし、勿体無くもない。
と思うのです。
理屈ではなく、人生のうちでいちばん感覚がフレッシュな時期の
ほんの数年でしかない「子ども時代」に
おとなはどれほどの体験をさせてあげられるのでしょうか。
先日、絨毯をお使いのお客様がお店にいらっしゃった時に、
『自分は特に何か才能があるわけではないし、何かを教えれるわけではないけれど、子どもたちには、小さな頃からいろんな所にとにかく連れて行って、いろいろ体験させた。それが何になるのかはわからないけど、体験って大事だと思っているんです。』
と、こんなようなお話をしていました。
成長のために必要なのは「経験」と「環境」なのかもしれませんね。
そのどちらも、おとなが作るもの。
子ども時代にどんな「環境」に身を置けるかは、
その後の人生に必ず影響してくる気がします。
手仕事の道具から学ぶこともたくさんあります。
ぜひ、ひとつでも
子ども時代に「いいもの」に触れさせてあげる環境を
作ってみてはいかがでしょう。
こちらは、塗りのお箸と豆皿。
会津のほくるし堂・二瓶さんの作品です。
おとなになってから、このお箸を見ると、
「いいもの使わせてくれていたんだな」と
親に感謝する気持ちが芽生えるかもしれませんね。
<今回ご紹介した暮らしの道具>
こどもの椅子 / Ojn Handmade Hut
漆器・箸 / ほくるし堂
絨毯 / GOSHIMA絨毯(赤)、マラティア絨毯(緑)
*全てRootsShopにてご覧いただけます。
写真は、猪苗代町のお隣・磐梯町の風景。
ほんとうに雪がなくて寂しいです。
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Roots Shop -本物と育てる暮らし-
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