大径材の有効活用が、
持続可能な未来をつくる。
長い年月をかけて育まれた日本の大径材は、本来、建築や家具において高い価値を持つ貴重な資源です。しかし、安価な海外の木材が大量に輸入されるようになったことや、大きな梁や柱を用いる日本の伝統的な家づくりが減少したことにより、国内で大径材を活用する機会は激減しました。その結果、多くの大径材が森林に眠ったまま、活かされることなく過剰な資源として積み上がっています。私たちはこの現状に向き合い、大径材の持つ強さ、美しさ、歴史的価値を再評価し、現代の建築や空間づくりに活用する取り組みを進めています。木を使うことは森を守ること。大径材の有効活用を通じて、日本の森林資源を次の世代につなげ、持続可能な未来の創造に貢献します。
※「大径材」とは、主に木材の原木において、末口直径(細い方の直径)が30cm以上あるものを指します。具体的には、戦後の造林で育てられたスギやヒノキの木が、伐期を過ぎて太くなったものなどが該当します。
※「大径材」とは、主に木材の原木において、末口直径(細い方の直径)が30cm以上あるものを指します。具体的には、戦後の造林で育てられたスギやヒノキの木が、伐期を過ぎて太くなったものなどが該当します。
