薔薇が迎える家

郡山市S様邸 (39坪)

今回は2016年にお引渡しをさせていただいたS様邸。
現在の暮らしぶりや、建築当時のお話をお伺いいたしました。

お家に着くとまず目に入るのは素敵なガーデン。
白い塗り壁とダークカラーの外観を背景に、カラフルな花々がよく映えています。
ちょうどお邪魔したのが薔薇のシーズンでした。


 

ご家族プロフィール

ご主人(70代):ネットサーフィン、X、Youtube
奥様(70代):ガーデン、野菜づくり、編み物(月3回習っている)、以前はパン作り、おいしい出汁探し(煮干し・昆布・かつおぶし)

玄関に入るとアートや庭で育ったお花が飾られている。
聞くとこの絵は、メキシコ在住中に絵画教室で習っていたピログラバードという手法の絵で、奥様の作品だそう。漆喰の壁にもよく似合いますね。



家づくりのきっかけ

ご主人「幼少期にこの地に引っ越してきて、20坪の平屋からスタート。リフォームを繰り返して最終的には2階建ての60坪の家に。でも寒かったり暑かったり、快適に使える部屋はありませんでした。 高齢の母もここに住み続けるのは難しいと言って、家づくり計画が始まったのが経緯です。」

リビングは木のぬくもりあふれる空間。
床の無垢材や柱や梁は経年美化により飴色に近づき艶が出ている。
テレビ台やダイニングテーブルもRoots工房で製作したオーダー家具。



小さなカウンターが空いているが向こう側のキッチンは見えなくしたのが奥様のこだわり。



キッチンと食器棚、全てオーダー。
床や扉とも調和がとれていて、地震で動かないのも作り付けのメリット。
ここでお料理したり、お茶を淹れたり、好きな時間を過ごす。


奥様「一升瓶が入るようにキャスター付きの引き出しをつくってもらったのが気に入っています」この裏側にはトレーが立てていれられるようになっている。(便利!)

キッチン奥の扉はパントリーに繋がっており、第二の冷蔵庫を発見。保存食品や発酵食品・漬物などを楽しまれる奥様には必要不可欠の相棒。ここからは外への勝手口、シューズクロークにも繋がっている。


お気に入りの部分

奥様「ウッドデッキを東側にもつけて、そちらで洗濯物を干せるよにしてもらいまいした。(南だと直射日光で衣類が痛む) オーダーキッチン。住んでから引き出しを追加オーダーした部分もお気に入り。あとは庭。」

水回りもオーダーです。


お家の住み心地は?


ご主人「柱・梁が見えているのが安心できる・冬もあたたかく外の寒さが分からないほど、夜もトイレに裸足で行ける」
奥様「台所に立つのが億劫にならない。 梅雨でも洗濯物がすぐ乾く。ジメジメせず湿気が少ないのを感じる。床に布団を敷いて寝ているが、敷布団下の湿気もすぐなくなる。