大切なアンティーク家具と庭に囲まれた生活

■福島市 N様邸(2階建て約39坪) 

 

2022年に完成したN様邸。
約半年が経ち、暮らし心地をお伺いに訪問させていただきました。



駐車スペースから玄関に向かう小道、左右にはお手入れが行き届いた可愛らしいお庭が広がっています。色鮮やかな植物たちがN様邸の外壁のブラウンの板張りと調和し、家に入る前から住まう人のセンスの良さを感じずにはいられません。

広々としたウッドデッキには、デッキ用のテーブルとチェアが。ここで紅茶を飲んだり、風を感じながら読書をすることができたらどんなに気持ちがいいのだろう、とついつい羨ましい気持ちに。

「どうぞ中へ」と優しい奥様にご案内していただき、玄関へ入ると明るい吹き抜けスペース。そして上を見るとカラフルなドライフラワーが吊り下げられ、壁にはリース、観葉植物などが素敵に飾られています。

 

リビングに入り、真っ先に目に入るのは薪ストーブとロッキングチェア。そして1つ1つにストーリーを感じるアンティーク調の家具の数々。「前の家に住んでいたときから、少しずつ集めていたイギリス家具です」と奥様。

リビングとキッチンの間にある壁には奥様こだわりのステンドグラスをはめこみました。キッチンはあえて空間を区切り、オープンにしすぎない仕様に。水色のタイルが爽やかで、お料理時間も気分が上がりそう。

シンクの上には今までコレクションしていた小物が可愛く並べれたウォールシェル。食器棚はRoots工務店オリジナルのオーダー家具です。作業台としても、家電置きにも大活躍。



 

水回りも快く見せてくださいました。お手洗いの室内にある手洗いシンクは、ブルーの繊細な花柄模様。カウンター収納となっていて、スッキリと収納することができますね。

 

猫ちゃんの置物がある階段を上って2階へ行くと、ここにも奥様こだわりステンドグラスの小窓が。

 

2階へ上るとすぐ玄関吹き抜けが広がり、天井の高い広々としたフリースペースがありました。一人掛け用のソファ、植物。心が穏やかになれる空間がご家族様の手によって、しっかりつくられています。

下に降りると、奥様がわたしたちのために紅茶を淹れてくださいました。ブルーとホワイトのロイヤル感ある茶器に、添えられたお菓子はイギリス定番のクッキー。随所に奥様の丁寧な暮らしぶりが感じられ、まるで素敵な英国風カフェに来たみたい。

リビングでの過ごし方をお伺いすると「お茶を飲んだり、主人の好きなレコードを一緒に聴いています」とのこと。するとタイミングよくご主人様がご帰宅。「よろしければ、お好きなレコードを選んでみて」と素敵なご提案をいただき、スタッフも一緒にレコードの音色を楽しませていただきました。

 

  
選ばせていただいたのはこちら。レコードのジャケットをこんなにも真剣に見たことって今まであったかな?そしてレコードから流れる音は、デジタルとはちがう深みがあり、取材ということを忘れてしまうほど優雅な空間に包まれていました。

「家を建てるきっかけは、以前住んでいた家が行政の計画道路にひっかかってしまったこと。どんな理由であれ、今、理想だったお家に住めていることがうれしいです。」と奥様。「好きなことを楽しむ妻が見れて嬉しい」とご主人様。
素敵なご夫婦の日常を垣間見れたお施主様宅取材でした。

これからもっとお庭や植物をいじってもっと素敵にしていくそう。帰り際、家の横に咲く紫陽花がとっても美しかったです。

"IF YOU WOULD BE LOVED, LOVE & BE LOVABLE.  
(愛されたいならば、自ら愛し、愛される人となれ)

夜の玄関扉。ここにまた、奥様の大切なステンドグラスが、暮らしの優しい灯りによって照らされていました。

N様、この度は取材と撮影にご協力いただきまして誠にありがとうございました。

 

お施主様からいただいたアンケートの一部

 

 

こちらのお家ツアーはYoutubeでもご覧いただけます。