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暮らしの道具から感じる北欧の生活道具展

Roots Lifestyle Shop

連日大勢のお客様より足をお運びいただいている「北欧の生活道具展」。

キラキラした目でヴィンテージ食器や陶器のフィギュアをご覧になる皆様の姿に、私たちスタッフも喜びをいただいています。心より感謝申し上げます。

北欧展は25日(日)までの開催ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく！

北欧の生活道具展

ところで一口に「北欧」といってもその範囲は広く、国によって文化風習も異なります。

フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランドの５カ国を主として、エストニア・ラトビア・リトアニアなども含まれることもあります。

おおよそではありますが、東京よりも10度ほど気温は低く、雪に覆われることも多い日が続きます。

日本と同じように四季があり、1年を通して美しい自然の景色に出会うことができます。

ノルウェー沿岸のメキシコ暖流の影響により、穏やかな気候であることも北欧の自然環境の特徴の一つです。

自然環境が似ていることもあるのでしょうか。主張しすぎず控えめな性格が日本人に近いといわれています。相手を拒絶することはせずそのまま受け止め、その上で自分の意見も伝えるというのが北欧の主なコミュニケーションです。

相手も自分も尊重し合えるところが、世界一幸福な国々と言われる一つの所以なのかもしれませんね。

「他者を受け止め自分も大切にする」人柄と、長い冬の気候から家で過ごす時間が多い暮らしを背景に持つ北欧では、その時間を快適に過ごす工夫が生活道具に表れています。

自分たちの家や家具、カトラリーなどメンテナンスしながら長く使い続けるという風習が定着しています。定期的に一家で修理し、その習慣が親から子どもへ受け継がれています。

特に食器には、自然の造形をシンプルなフォルムで可愛らしく表現したデザインを施し、屋内で過ごすことが多くても日々を明るく照らしてくれます。自然の景色を日常で感じることは、北欧の人々にとって何よりも大切な価値観であることが伺えます。

食器やファブリックの業界には100年を超える老舗企業も多く、大企業に吸収された後もブランド自体は残り、商品は製作され続けているものもあります。倒産危機にあるブランドには、デザイナーが中心となって新たなシリーズを生み出し、倒産を免れたり、価値あるものをみんなで守っていこうと立ち向かっていく。
こうした精神も北欧諸国の特徴の一つでもあるようです。

ではここで老舗ブランドの一つ「アルメダールス」のキッチンクロスについてご紹介しましょう。

アルメダールスは今年で176年を迎えます。

1846年にH.H.Wesslauがスウェーデンのイェーテボリ郊外にあった紡績工場を買収したことからその歴史が始まり、1848年に正式にalmedahls（アルメダールス社）が設立されました。

クラシックなデザインから現代的なデザインまで、個性的で魅力的なテキスタイルを生み出しています。

当店では下記のようなファブリックをご覧いただけます。